東京都板橋区高島平7-35-16 春日ビル1F
お子さんが成長するにつれてほかの子との違いなどが目に付くようになり、医療機関で「障害」と診断されたとき、目の前が真っ暗になります。普通の子育てですら大変だというのに、障害を持った子を自分が育てられるのか、いままで自分が親から受けてきた子育てが通用しないのではないかと不安になることでしょう。確かに障害を持ったお子さんと定型発達のお子さんとでは注意しなければいけないこと、気を付けなければいけないことは異なります。
しかしならポイントをきちんと押さえていれば、適切な関係性を築きながら育てていくことは難しくはありません。今回は子ども達と関わっていく中で、私が大切にしているポイントについてお話していこうと思います。
また、障害と一言でいっても幅広く、ぼんやりとしたものになってしまうので、発達障害に焦点を絞っていきたいと思います。
はじめに大切なことは、「どこまで許容するか」をはっきりさせることです。子ども達は特定のことにこだわったり、自分の意見を無理にでも通そうとしてくることがあります。そんな時にすべてを許容することも、拒絶することも得策ではありません。例えば、学校に行きたくないと言い出したとしましょう。
その時に「そうだね。じゃあお休みしようね」と無条件に認めてしまっては甘やかしていると批判されても仕方ない部分はあると思います。逆に「学校には絶対に行きなさい」と突き放してしまうと、子ども達からの「助けてサイン」を見逃してしまいます。つらい中でやっとひねり出した「学校に行きたくない」という言葉を無下に扱っては子どもとの信頼関係を壊してしまいます。声色や表情等を観察し普段のお子さんの様子と違うのか、どうしてそのような言動をとっているのかを考えます。
その上で、「休むとして明日を含めたこの先はどうするのか」「休ませないとしてどのようにケアしていくか」を考えていきます。親心としては「疲れているのだからゆっくりさせてあげたい」や「ここで甘やかしたらダメな子になりそう」と考えてしまう気持ちは痛いほどわかります。ですが、そこで「休ませるor休ませない」という2択ではなく、「親としてはこうしてほしい」という願いを乗せた折衷案を提案していくことが大切だと思います。
「きちんと褒める」ということも重要です。どうしても「これができてほしい」「ああなってほしい」と子ども達に対しての要求水準が高くなってしまい、褒めることが難しくなってしまいます。
また普段の生活の中でできていないところ、ダメなところばかり目についてしまって、ますます褒めようという気が起きなくなってしまうのではないでしょうか。
このようなお話をすると保護者の皆様は褒めようと頑張ってくださるのですが、たまに単純すぎることを褒めてしまって逆効果になるケースも見受けます。褒める際は、ほかの子や同年齢と比べる相対評価ではなく、1年前のお子さんや半年前のお子さんのようなそれまでのお子さんと比べる絶対評価で行うようにしましょう。
またあまりしつこくしすぎず、さらっと「すごいね。びっくりしたよ」ぐらいでとどめておくと子ども達に深く入りやすいように感じます。
ほかの記事でも何度か書いていますが。子ども達は十人十色です。多くのお子さんは上記にご紹介したことが上手くいくと思いますが、状況や相性などの影響で逆効果になってしまうこともあるでしょう。
しかしそこから「この子にはどんなかかわりがいいのかな」と試行錯誤していくことが大切です。どんなにいい先生に巡り合えたとしても、どんなにいいプログラムを受けることができたとしても、家庭環境や両親との信頼関係がきちんと整っていないと本来の効果は得られません。皆様のお子さんにとって何が一番いいのか考え続けることが一番の薬なのではないでしょうか。
まずはお気軽にご相談くださいね。
ハートライン東京クリニック 板橋分院
管理者 医師 太田陽子
学校に行きたくない気持ちの把握を行い、心身の状態を改善していきます。
家や部屋から出たくないというお子様の考えがどこから来ているのかを明らかにしていきます。対話をすることによって少しずつ変化が現れていきます。
家の中では普通に話すことができるのに、他の人の前では急に話せなくなってしまう状態です。普段の自分を出すようなトレーニング・サポートをしていきます。
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嫌なことを考えた時に、まばたきを繰り返したり、早く首を振ったりするなどの行動がでます。正しい対応にて癖を減少させます。
「ゲームをしたい欲求を抑えることが出来ない」状態をゲーム障害と呼びます。
およびゲーム依存と言います。
当院のカウンセリング、オリジナルプログラムで改善を測ります。
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