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前回に引き続き、卒業後の進路の紹介をさせていただきます。今回は「就労継続支援B型」について作業内容やタイムスケジュール等についてお話しするとともに、卒業後に就労することのメリットや注意点についてお伝えしていきたいと思います。
就労継続支援B型は就労継続支援A型と異なり、雇用契約を結びません。そのため時給が発生しないので、代わりに工賃としてお金が支払われます。厚生労働省によると令和2年度の工賃は全国平均で15,776円でした。時給にすると222円と高くはないですが、その分、個人に合った働き方ができたり、手厚いサポートを受けることができます。具体的には「自分のペースでゆっくりと働いていく」「支援員がそばにいてくれるため安心して作業できる」「体調が悪い時はいつでも休ませてもらえる」等です。こちらは事業所によって異なる場合もあるので、確認してみてください。
主な作業内容ですが、事業所によってそれぞれ特徴があります。私がよく知っている事業所は、主に内職作業として広報やチラシの封入や工場で使う部品の検品などを行っていました。1つあたり0.5円~1円と単価は低いですが、単純作業を流れ作業で行うことができるため、知的障がいや自閉症をお持ちの方でも無理なく作業に取り組むことができます。
タイムスケジュールとしては、9時半に通所、10時から作業を開始して「45分作業、15分休憩」のサイクルで12時まで働きます。その後お昼を食べ、休憩、13時半から再び「45分作業、15分休憩」のサイクルで15時半まで働き、帰りの準備をして16時に退所といった流れで日々を過ごしています。基本的に土日祝がお休みで須賀、事業所によっては月に一回レクレーションをおこなったり、年に2回ほど旅行に行ったりしている事業所もあるみたいです。
次に就労することのメリットについてお伝えしていきます。子ども達は学校に行っている間、体育の時間などで体を大きく使ったり、授業や作業の時間で指先を使ったりと、様々な場面で運動(専門用語で粗大運動、微細運動と言います)を行っています。しかし卒業後はそのような機会は無くなってしまうので、体型が変わってしまうのと同時にそれまで獲得してきた技術ががくんと落ちてしまうことは珍しくありません。
しかし就労することで目の前にやることがあり、没頭することで常に頭と体を動かすことができるだけでなく、自分が社会に貢献している、他人から感謝される、認めてもらえる、頼りにしてもらえるという心理的な幸福感を感じることができます。これらは大変重要なことで、生きる目的と言っても過言ではありません。額は少ないかもしれませんが、「自分で稼いだお金で何かを買う」という体験も子ども達にとっては生活の質を上げる要因になります。このように就労することで生きる意味、目的を得ることができるということが一番のメリットだと考えています。
最後に注意点ですが、送迎の有無とお昼についてはよく確認しましょう。皆さんはこれまで「子どものために」と多くの時間と労力を費やしてきたと思います。皆さんのお子さんは成長するにつれて遅かれ早かれ「自立」していかなければなりません。少し残酷かもしれませんが、保護者の皆様も年老いていき、ずっとお子様をサポートしていくということが難しくなるでしょう。いつ、どんなことがあってもいいように、徐々に皆さんがフェードアウトしていける環境を作っていくことが大切です。
ですので、できれば「送り迎えをしてくれる」「お昼はお弁当を出してくれる」事業所を選ぶことを勧めします。「家族が入院してしまい、送迎ができないしお弁当も作れないから行き場所がなくなった」場合、一番被害を受けるのはお子様方です。そうならないようにも少しずつ環境を整えていきましょう。そういった視点を持つことに早すぎるということはありません。日々アンテナを高くはり、「何がこの子にとって最適か」を考えていくことが重要です。
まずはお気軽にご相談くださいね。
ハートライン東京クリニック 板橋分院
管理者 医師 太田陽子
学校に行きたくない気持ちの把握を行い、心身の状態を改善していきます。
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およびゲーム依存と言います。
当院のカウンセリング、オリジナルプログラムで改善を測ります。
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