東京都板橋区高島平7-35-16 春日ビル1F
近年「放課後等デイサービス」という言葉をよく聞くかと思います。デイサービスというと高齢者向けのサービスのように思えますが、放課後等デイサービスは、障害のある就学児童が療育を受けることのできるサービスです。
事業所数は数年で5倍以上に膨れ上がりました。子ども達の放課後の時間や休日の余暇活動の充実など、放課後等デイサービスを利用していいこともありますが、逆に良くない面もあります。
放課後等デイサービスではどんなことをしているのか、どうしたら利用できるのかなど、今回は「放課後等デイサービスとは?」をテーマにお話していこうと思います。
まず、放課後等デイサービスで行っていることですが、大概は運動、学習、音楽などのプログラムを実施しているところが多いです。施設によってどこに重点を置いているのかが異なりますので、利用の際にはホームページを確認することをオススメします。プログラム以外にもおやつやイベント、送迎の有無など細かい点で異なっている部分があります。またほとんどのデイサービスは、保護者からのアンケート結果を公開しています。ここからも読み取れることがあると思いますので、ぜひ確認してみてください。
ちなみに私がよく知っているデイサービスでは「作業訓練」をメインに活動しています。簡単に言ってしまえば工作ですが、「切る」「塗る」「書く」以外にも「ちぎる」「叩く」「すり潰す」等、様々な微細運動を取り入れ、作品を作っていく中でそれらの動作をかくとくできるよう意識的にプログラムを組んでいるそうです。利用時間は平日と土曜日が2時間で、長期休みと祝日は5時間利用できます。平日は、10分が入室から手洗いうがいなどの時間、30分が用意してある教具で自由に暮らす時間、1時間弱で作業訓練を行い、残りの時間で帰りの準備というのが大体の流れです。長期休みと祝日は午前中に作業療法士による運動プログラムを行い、午後は作業訓練を行います。
最近は減ってきましたが、かつては「テレビを見せるだけ」「専門性のない職員がただ子ども達を見ているだけ」といったこともありました。もし可能でしたら、実際にそのデイサービスを使っている方に話が聞けるといいですね。
利用方法は、役所の障害福祉関係の部署に行き、「放課後等デイサービスを利用したい」旨を伝えます。すると療育手帳の発行について手続きを取ってくれます。既に療育手帳を持っている方は、放課後等デイサービスに連絡し、利用したい旨を伝えると、見学→契約という流れになるかと思います。
利用料金は高額ですが、障害福祉サービスなので1割負担で利用できます。1日利用すると大体自己負担が1000円から1400円ほどです。世帯年収によって上限が決まっており、ざっくり分けると母子家庭などは0円、年収850万を超えてくると3万7千円、それ以外は4600円といった形になります。ここにおやつ代など、施設ごとに決められた料金がプラスされる場合があります。仮に自己負担上限が4600円なら、月曜日はA施設、火曜日はB施設…と毎日違うとことにいってもトータルで4600円が基本という形になります。「それなら毎日預けたほうがお得じゃん」と思われる方もいらっしゃいますが、それはそれで子ども達が疲れてパニックになりやすかったり、ご家族がお子さんの様子を把握できなくなったりといろいろと弊害が出てきてしまいますので、無理のない計画的な利用をお勧めします。
いかがだったでしょうか。おそらく皆さんのご近所にもたくさんの放課後等デイサービスがあります。それぞれに特色がありますので、利用を考えている方はいくつか見学に行って比較・検討されることをオススメします。
まずはお気軽にご相談くださいね。
ハートライン東京クリニック 板橋分院
管理者 医師 太田陽子
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