東京都板橋区高島平7-35-16 春日ビル1F
愛着を形成することが難しい保護者さんはいくつかのパターンに分類できます。本日は2つのパターンについてお話しします。1つ目に「自身も恵まれた家庭環境ではなく、親としてどのように子どもと接すればいいのかわからない」、2つ目に「子どもに何らかの障がいがある」です。1つずつ見ていきましょう。
はじめに「自身も恵まれた家庭環境ではなく、親としてどのように子どもと接すればいいのかわからない」場合についてですが、ご自身が幼少期に虐待をされていた、もしくは愛されたという経験がない、両親が所謂「毒親」だった場合、「親として接する」というモデルが蓄積されずに親になってしまいます。そういった場合は、「自分達だけで育児をしていく」という考えは捨て、「地域全体で育てていく」感覚を身につけてください。核家族化が進んだ現在、「自分の子どもぐらい自分で育てるべき」という思想が強くなっていますが、どの地域にも子育て支援の行政サービスはあります。多少なりお金はかかってしまいますが、お子さんと離れる時間を持つことも大切です。
子育てはマラソンです。長く、上手に子育てを行っていくにはペースが肝心です。自分のペースで子育てをしていくうちにコツを覚え、次第にその子に合った育て方を身につけることができます。市のホームページや子育て支援センターを確認してみてください。
次に「子どもに何らかの障がいがある」場合です。生まれる前は「どんな子に育つかな」と楽しみにしていた反動もあり、「どうしてこの子が・・・」「障害のある子なんて育てられない」とショックを受けてしまう方がほとんどです。お子さんの考え方や感じ方を理解できず、イライラしてしまうこともあるでしょう。
またそんな自分に嫌気がさすこともあると思います。上記の支援センター等の外的機関に相談することももちろん大切ですが、ここでは心の持ち方について考えていきたいと思います。例えば訳も分からずパニックになっているお子さんに対してムカムカすることがあると思います。でもそれはお子さんに対してムカムカしているというよりは、「訳がわからないこと」「ずっと泣いていること」に対してムカムカしているのではないでしょうか。それなら人間誰だってそうですし、自らを責めることではありません。心理学の考え方に「外在化」というものがあります。「泣いている子」の場合は「お子さんの中に泣き虫がおり、暴れている」と考えます。
問題になっている行為とお子さんを切り離して考え、問題解決に向けて進めていきます。こうすることでお子さんと親御さんが冷静になり、次に進むことが出来るようになります。考え方ひとつでだいぶ楽になる部分があると思いますので、参考にしてみてください。
いかがだったでしょうか。愛着を形成すると言葉でいうのは簡単ですが、実際に愛着を形成していくのは長い時間が必要です。焦ることなくご自身とお子さんのペースで進めてみてください。
まずはお気軽にご相談くださいね。
ハートライン東京クリニック 板橋分院
管理者 医師 太田陽子
学校に行きたくない気持ちの把握を行い、心身の状態を改善していきます。
家や部屋から出たくないというお子様の考えがどこから来ているのかを明らかにしていきます。対話をすることによって少しずつ変化が現れていきます。
家の中では普通に話すことができるのに、他の人の前では急に話せなくなってしまう状態です。普段の自分を出すようなトレーニング・サポートをしていきます。
こどもの学習能力の伸びが見えにくい場合にカウンセラーが楽しく遊びながら学ぶ喜びを感じてもらいます。
自閉スペクトラム症は人と接する時に人間関係を良好にするのが得意ではない、また自分自身の強いこだわりが発生してしまう発達障害の一つです。療育によって改善が見込まれます。
ふさぎ込んでいる気持ちを改善するためには少なからず周りのサポートが必要となります。どのようにサポートするかを伝えていきます。
嫌なことを考えた時に、まばたきを繰り返したり、早く首を振ったりするなどの行動がでます。正しい対応にて癖を減少させます。
「ゲームをしたい欲求を抑えることが出来ない」状態をゲーム障害と呼びます。
およびゲーム依存と言います。
当院のカウンセリング、オリジナルプログラムで改善を測ります。
日本では 「注意欠陥・多動性障害」と言われ、注意力や落ち着きの無い症状を指します。薬と行動療法による治療を行います。
子ども頃見過ごされたADHDが、大人になった時にご本人やご家族が違和感を持つようになり、発覚する事もございます。