東京都板橋区高島平7-35-16 春日ビル1F
現代の子ども達の生活にとってゲームは切っても切り離せない、生活の必需品と言っても過言ではありません。公園でのボール遊び等が制限され、子ども達も外で遊ぼうとしませんし、親としても交通事故や誘拐のリスクを考えると手放しで遊ばせるのは気が引けてしまうと思います。それなら自分の部屋で安全にゲームをしてもらっていた方が安心…なんて考えてしまうのではないでしょうか。
ゲームは子ども達に非日常感を与えます。現実世界では体験できないような興奮やスリルを楽しむことができます。現実世界とは違ってキャラクターの成長などが数値化され、達成感を得やすくなっています。現実世界で訳の分からない勉強をするぐらいなら、ゲームで思いっきりストレスを発散したいという子ども達の気持ちを理解するのはそう難しいことではないですよね。しかし「ストレスをため込ませるよりマシ」と考えて、ゲームをやらせていると、次第に深くのめりこむようになり、睡眠や食事を疎かにしだして、昼夜逆転、不登校などの問題を抱えるようになるお子さんは決して少なくありません。そのようなお子さんの状態を「ゲーム依存」と呼びます。もしも皆さんのお子さんがゲーム依存となったときに、適切に対応することができるでしょうか。本日はゲーム依存のお子さんに絶対にしてはいけないことと彼らへの対応について解説していきます。
まずゲーム依存のお子さんにしてはいけないのは、ゲームを取り上げてしまうことです。現時点ではゲームはお子さんにとってなくてはならないものです。人生のよりどころと言っても過言ではありません。そんなお子さんからゲームを取り上げた日には強く抵抗し、ゲームのない人生に絶望するでしょう。いきなりゲームの時間を0にするのではなく、「ゲーム以外の時間を増やす」ことを目指していきます。ゲーム以外のことをする時間が増えれば、自然にゲームから離れることができます。具体的には銃や人物など、ゲームに登場する物について調べさせてみたり、ゲームの製作会社のホームページを見てほかにどんなゲームを販売しているのかを知ったりするといいでしょう。最初はゲームに関することから始め、徐々に興味の幅を広げていけるといいです。慣れてきたらスマホ依存やゲーム依存のお子さんが集まるキャンプに参加してみるのも一つの手です。
私の関わっていたお子さんも重度のゲーム依存症で、画面にずっとかじりついていました。両親の献身的なサポートと「好きなものを発表する」時間を作ってくれた指導員のおかげで興味の幅が広がり、「自分でゲームを作ってみたい」と話すようになりました。「そのためにはどうすればいいのか」を自分で考えさせ、「ゲームばかりではなくて、大学でプログラミングを学ばなければならない」「大学に行くのも勉強をしなければいけない」と自分で気づくことができ、次第にゲームの時間は減っていきました。最後までゲームの時間は0にはなりませんでしたが、彼なりに時間配分を考えていたようです。
中学生や高校生はまだまだ子どもで、「自分は特別な人間だ」「自分なら何でもできる」という万能感を抱えがちです。彼らには頭ごなしに現実を話しても受け入れてはくれず、逆に頑なになり、引っ込みがつかなくなってしまう場合もあります。「プロゲーマーになる」「ゲームで生活していく」と話す子どもには身をもってその難しさや大変さを理解させた方がいいケースもあります。子ども達から障害をあらかじめ取り除こうとするよりも、子ども達が壁にぶち当たった後にどうフォローしていくのかが大切です。
まずはお気軽にご相談くださいね。
ハートライン東京クリニック 板橋分院
管理者 医師 太田陽子
学校に行きたくない気持ちの把握を行い、心身の状態を改善していきます。
家や部屋から出たくないというお子様の考えがどこから来ているのかを明らかにしていきます。対話をすることによって少しずつ変化が現れていきます。
家の中では普通に話すことができるのに、他の人の前では急に話せなくなってしまう状態です。普段の自分を出すようなトレーニング・サポートをしていきます。
こどもの学習能力の伸びが見えにくい場合にカウンセラーが楽しく遊びながら学ぶ喜びを感じてもらいます。
自閉スペクトラム症は人と接する時に人間関係を良好にするのが得意ではない、また自分自身の強いこだわりが発生してしまう発達障害の一つです。療育によって改善が見込まれます。
ふさぎ込んでいる気持ちを改善するためには少なからず周りのサポートが必要となります。どのようにサポートするかを伝えていきます。
嫌なことを考えた時に、まばたきを繰り返したり、早く首を振ったりするなどの行動がでます。正しい対応にて癖を減少させます。
「ゲームをしたい欲求を抑えることが出来ない」状態をゲーム障害と呼びます。
およびゲーム依存と言います。
当院のカウンセリング、オリジナルプログラムで改善を測ります。
日本では 「注意欠陥・多動性障害」と言われ、注意力や落ち着きの無い症状を指します。薬と行動療法による治療を行います。
子ども頃見過ごされたADHDが、大人になった時にご本人やご家族が違和感を持つようになり、発覚する事もございます。