東京都板橋区高島平7-35-16 春日ビル1F
現在、大きな社会問題の一つとなっている不登校。皆さんのお子さんのクラスや学年にも一人はいるのではないでしょうか。どんな大人でもうつ病になるように、どんなに明るく元気のいい子どもでも不登校になるリスクは0ではありません。もしかしたらあなたのお子さんもある日突然学校に行きたがらなくなるかもしれません。もしそうなったらどうするのか?本日は「自分の子供が不登校になったらどうすればいいのか」を解説していきたいと思います。
この手の話はネットで検索すると解決までのロードマップがゴロゴロ出てくると思います。例えばいじめが原因なら「担任の先生に相談する」「スクールカウンセラーに対応してもらう」、授業についていけないなら「学校側に特別な配慮を要請する」「支援級や通級を利用する」等が挙げられると思います。上記の方法は確かに有効になりえます。しかし、理解のない担任や学校、力量のないカウンセラーに当たってしまうと「学校は何もしてくれない」と感じてしまい、行き詰ってしまうでしょう。そんな時に考えるべきは「本当に学校に戻ることが子どもの幸せなのか」ということです。もし仮に、お子さんが自らの困難を乗り越えて学校に再び通学することができたとしましょう。しかしその先に待っているのは教員やクラスメイトからの白い目に晒され、一度逃げ出したという負い目を感じながら、根本的には解決していない問題に向き合わなければならないでしょう。それらをすべて乗り越え、卒業することができた時は人間的に大きく成長し、「自分は困難を乗り越えられた」「自分はやればできるんだ」という前向きな成功体験につなげることができますが、そんな簡単な話ではありません。多くの子ども達は再び学校へ行けなくなり、大きな挫折感を味わうことになるでしょう。そうならないためにも時には「環境を大きく変えてみる」という選択も重要です。市内の別の学校へ転校する、もしくは引っ越しをして学区を変えてみる。そうして0からまたスタートしていくことで、気持ちを切り替え再び学校へ行けるようになるケースはたくさんあります。
もしも金銭的に余裕のある家庭なら、フリースクールも検討してみてもいいかもしれません。フリースクールとは、主に不登校の子どもたちが通う学びの場のことで、同じような体験をして学校に行けなくなってしまった子ども達が集まることで「自分だけじゃないんだ」「こんなにも仲間がいるんだ」と安心感を持って社会とのつながりを保つことができます。フリースクールにもよりますが、学校から出席扱いとなる場合もあるので、小学校・中学校はフリースクールに通い、高校は公立や通信に通い大学受験をするという流れが一般的になりつつあります。
学校というシステム上、同じ人間と長い時間を過ごすことを強制されてしまいます。そこに苦手な人がいたら、クラスの空気に馴染めなかったら、なにか大きな失敗をしてしまったら…。延々と耐え続けなければなりません。不登校になる子どもは圧倒的に少数派です。ほかの人が当たり前にできていることが自分にはできないという現実をまざまざと突きつけられます。また、子ども達の見聞は狭く、自分たちが今いる環境がすべてだと思い込んで今います。そこで私たち大人が「君の世界はここだけじゃないよ。ほかにももっといろいろなところがあるんだよ」「君がダメなわけじゃなくて、最初の環境が合わなかっただけだよ」と教え、導いていく必要があります。確かに安易に逃げ道を用意することは、子どもに逃げ癖をつけることになるかもしれません。しかし今このタイミングで環境を変えていかなければ手遅れになることも十分に考えられます。目の前の子どもを今まさに救えるのはあなたしかいません。「何が子どもにとって最善か」「この子の選択肢を増やす道はどれか」を考え、実行することが子ども達に対する最高の支援であると私は思います。
まずはお気軽にご相談くださいね。
ハートライン東京クリニック 板橋分院
管理者 医師 太田陽子
学校に行きたくない気持ちの把握を行い、心身の状態を改善していきます。
家や部屋から出たくないというお子様の考えがどこから来ているのかを明らかにしていきます。対話をすることによって少しずつ変化が現れていきます。
家の中では普通に話すことができるのに、他の人の前では急に話せなくなってしまう状態です。普段の自分を出すようなトレーニング・サポートをしていきます。
こどもの学習能力の伸びが見えにくい場合にカウンセラーが楽しく遊びながら学ぶ喜びを感じてもらいます。
自閉スペクトラム症は人と接する時に人間関係を良好にするのが得意ではない、また自分自身の強いこだわりが発生してしまう発達障害の一つです。療育によって改善が見込まれます。
ふさぎ込んでいる気持ちを改善するためには少なからず周りのサポートが必要となります。どのようにサポートするかを伝えていきます。
嫌なことを考えた時に、まばたきを繰り返したり、早く首を振ったりするなどの行動がでます。正しい対応にて癖を減少させます。
「ゲームをしたい欲求を抑えることが出来ない」状態をゲーム障害と呼びます。
およびゲーム依存と言います。
当院のカウンセリング、オリジナルプログラムで改善を測ります。
日本では 「注意欠陥・多動性障害」と言われ、注意力や落ち着きの無い症状を指します。薬と行動療法による治療を行います。
子ども頃見過ごされたADHDが、大人になった時にご本人やご家族が違和感を持つようになり、発覚する事もございます。