板橋区志村のハートライン東京クリニック

東京都板橋区高島平7-35-16 春日ビル1F

03-6279-8263

子供が言うことを聞かない場合の対処方法 | 板橋区志村のハートライン東京クリニック

子供が言うことを聞かない場合の対処方法

2021.06.10 お役立ち情報
ぐずってしまう子供

こんにちは!

板橋区にあるハートライン東京クリニック板橋分院です。

本日は子供が言うことを聞かない場合の対処方法に関してお話をいたします!

子供が言うことを聞かず、くり返し同じことをする

子供は、親に何回怒られても、言うことを聞かないことがよくあります。

同じようなイタズラをくり返したり、言って聞かせても一人でどこかへ行こうとしたり、テレビやゲームをやめるように声をかけてもやめなかったり、宿題をするように言ってもとりかからなかったり…。

親は毎日毎日うんざりしながらも、イライラしつつ同じことをガミガミ言い、ついには怒鳴ってしまい、あとで自己嫌悪になる方も多いと思います。

 

なぜ、子供は言われても言うことを聞かずに、同じことをくり返すのでしょうか?

いったいどうしたら、毎日くり返すバトルを解決できるのでしょうか?

繰り返す子供

 

なぜ、くり返すのか?

子供が同じ行動をくり返す理由は2つあります。

 

1つは、自分の楽な時間を引き延ばそうとしているのかもしれません。

子供は、テレビやゲームを1秒でも長くしたり、面倒な宿題をしない時間を少しでも遅らせたいのかもしれません。親の小言を聞き流している間は、その時間を確保できるのです。

 

2つ目は、親の注目を得たいのかもしれません。

子供にとって親からの愛情は重要です。その愛情を感じることができる親からの反応は、子供にとってはくり返す行動の理由となるのです。

 

子供が毎日お人形やミニカーで遊んだり、絵をずっと書き続けるのは、楽しかったり上手に描けたりということもありますが、周囲からの良い反応が得られることも理由になります。

「この車かっこいいね」「上手に描けたね」「お人形と仲良しだね」など、親の声かけと笑顔がもらえれば、ますますくり返して遊ぶでしょう。

 

でも、親からほめられたり感嘆したりするなどの良い反応がない時、悪いことをしてでも親の関心を引こうとすることがあります。

 

同じようなイタズラをしたり、一人でどこかへ行ったりした時、当然ですが親は反応します。「ダメでしょ!」と声をかけたり、探しに行ったり…。

その親の行動が、子供のくり返す行動の原因になっているのかもしれません。

 

くり返す行動への対応は?

1つ目の自分の楽な時間を引き延ばそうとしている場合、小言をくり返すことは、子供の策にハマっていることになります。

言いたいことは山ほどあるでしょうが、行動で示すことが重要です。

 

ある日いきなりテレビやゲームのスイッチを切っても子供は納得せず、反発を招くだけなので、まずは子供と一緒にルールを作ることをお勧めします。時間などのルールを作り見える化し、ルールを破った時は1週間ゲーム禁止などの罰則も設定しましょう。

 

2つ目の親の注目を得たい場合、普段の何気なくできている行動をほめましょう。

イタズラをしなくても、突飛な行動をとらなくても親に反応してもらえることで、子供の気持ちは安定し、親が困るくり返す行動は減っていきます。

 

数秒でも待てたら「待てたね、えらいね、ありがとう」、一人で静かに遊べたら「ミニカーで上手に遊べるね、かっこいいね」など、つい当たり前と思いわざわざ反応していない行動こそ、ほめましょう。

そして、イタズラや困る行動に対しては、反応せず淡々と対応しましょう。子供の近くに行き、簡潔な言葉でしてはいけないことを静かに伝え、穏やかにその行動を中断します。

穏やかに対応するのは、なかなか難しいのですが、笑いもイライラもせず淡々と対応するするようにしましょう。

当院では、各家庭のお子様一人ひとりに合ったペアレントトレーニングを行っています。

まずはお気軽にご相談くださいね。

ご予約はこちらから!

ハートライン東京クリニック 板橋分院

管理者 医師 太田陽子

診療科目
MEDICAL DEPARTMENT


  1. 不登校・引きこもり改善

    学校に行きたくない気持ちの把握を行い、心身の状態を改善していきます。
    家や部屋から出たくないというお子様の考えがどこから来ているのかを明らかにしていきます。対話をすることによって少しずつ変化が現れていきます。


  2. 選択性緘黙
    (場面緘黙-ばめんかんもく-)

    家の中では普通に話すことができるのに、他の人の前では急に話せなくなってしまう状態です。普段の自分を出すようなトレーニング・サポートをしていきます。


  3. 限局性学習症
    (学習障害)
    発達障害

    こどもの学習能力の伸びが見えにくい場合にカウンセラーが楽しく遊びながら学ぶ喜びを感じてもらいます。


  4. 自閉症スペクトラム
    (アスペルガー症候群)

    自閉スペクトラム症は人と接する時に人間関係を良好にするのが得意ではない、また自分自身の強いこだわりが発生してしまう発達障害の一つです。療育によって改善が見込まれます。


  5. うつ病

    ふさぎ込んでいる気持ちを改善するためには少なからず周りのサポートが必要となります。どのようにサポートするかを伝えていきます。


  6. チック障害

    嫌なことを考えた時に、まばたきを繰り返したり、早く首を振ったりするなどの行動がでます。正しい対応にて癖を減少させます。


  7. ゲーム依存

    「ゲームをしたい欲求を抑えることが出来ない」状態をゲーム障害と呼びます。
    およびゲーム依存と言います。
    当院のカウンセリング、オリジナルプログラムで改善を測ります。


  8. ADHD
    (注意欠陥・多動性障害)

    日本では 「注意欠陥・多動性障害」と言われ、注意力や落ち着きの無い症状を指します。薬と行動療法による治療を行います。

  9.  


    知的障害

    子ども頃見過ごされたADHDが、大人になった時にご本人やご家族が違和感を持つようになり、発覚する事もございます。