東京都板橋区高島平7-35-16 春日ビル1F
こんにちは!ハートライン東京クリニック板橋分院です。
今回はADHDとASDに関してお話をさせていただきます。
ADHDとは違う発達障害にASD(自閉スペクトラム症)があります。
それぞれ違う特性ですが、両方の特性を持っているケースがあります
。その場合、日常生活に困りごとが多くなることがわかっています。
両方の特性が見られる場合、その特性の由来がADHDかASDかを知ることは、
サポートする上でとても重要ですが、その区別はとても難しいとされています。
ASD(自閉スペクトラム症)とは、以前に自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害など様々に分類されていたものが統合された診断名です。
特性としては、他人とのコミュニケーションが難しい、興味や関心が偏っていてこだわりが強い、感覚が過敏すぎたり鈍感すぎたりするなどが見られます。
原因は特定されていませんが、生まれつきの脳の機能の偏りと言われており、しつけや愛情不足などは直接の原因ではありません。
二次障害とは、もともとの障害がもとになり、支援がない状態が続くことで二次的な問題が起こることです。
ADHDの場合、特性として不注意、多動性、衝動性があるため、周囲には問題行動に見られます。子ども自身はがんばっているのに、できないことが続いたり、周囲から怒られたり笑われたりするため、悔しさや劣等感を感じます。そして傷つき、自信を失くし、意欲を低下させていきます。
発達障害の特性に周囲の理解が得られず、ストレスが続くと、身体や気持ち、行動面に症状が現れます。
身体症状としては、頭痛を訴えたり、食べたがらない、眠れないなどが見られ、気持ちの面では、不安を訴えたり、落ち込んだ様子があり、学校へ行きたがらなくなったりします。行動としては、それまで以上の強い反抗や乱暴な言葉遣い、暴力が見られたりします。
二次障害は、その子に合ったサポートが受けれなかったり、周囲に理解されず傷つく期間が長くなると生じます。周囲は、二次障害に対する知識を持ち、特性を理解して対応し、二次障害を予防することが大切です。
予防としては、小学生までの早い段階で、周囲の環境を整えることが大切になります。環境を整えるというのは、周囲がその子の特性と困りごとに気づくことから始まります。そして、その子が安心感や信頼感を持って過ごせるように、心理的なサポートと周囲の理解と状況を調整します。
そうすることで、二次障害の予防だけでなく、その子自身が他の子との接し方やトラブルへの対処方法、自分の特性について学んでいけるようにもなります。
二次障害の予防対策をしていても、すべて防げるわけではありません。二次障害の症状に気づいたら、長引いたり悪化しないようにするため、早めの対応が重要です。
保護者だけで抱えたり、病院だけで大丈夫と考えるのではなく、学校や福祉機関などの地域の相談機関とも連携しましょう。
ハートライン東京クリニック 板橋分院
医師 副院長・管理者 太田 陽子
学校に行きたくない気持ちの把握を行い、心身の状態を改善していきます。
家や部屋から出たくないというお子様の考えがどこから来ているのかを明らかにしていきます。対話をすることによって少しずつ変化が現れていきます。
家の中では普通に話すことができるのに、他の人の前では急に話せなくなってしまう状態です。普段の自分を出すようなトレーニング・サポートをしていきます。
こどもの学習能力の伸びが見えにくい場合にカウンセラーが楽しく遊びながら学ぶ喜びを感じてもらいます。
自閉スペクトラム症は人と接する時に人間関係を良好にするのが得意ではない、また自分自身の強いこだわりが発生してしまう発達障害の一つです。療育によって改善が見込まれます。
ふさぎ込んでいる気持ちを改善するためには少なからず周りのサポートが必要となります。どのようにサポートするかを伝えていきます。
嫌なことを考えた時に、まばたきを繰り返したり、早く首を振ったりするなどの行動がでます。正しい対応にて癖を減少させます。
「ゲームをしたい欲求を抑えることが出来ない」状態をゲーム障害と呼びます。
およびゲーム依存と言います。
当院のカウンセリング、オリジナルプログラムで改善を測ります。
日本では 「注意欠陥・多動性障害」と言われ、注意力や落ち着きの無い症状を指します。薬と行動療法による治療を行います。
子ども頃見過ごされたADHDが、大人になった時にご本人やご家族が違和感を持つようになり、発覚する事もございます。